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はじめまして!
ONSENと申します。
ここは、ONSENの趣味で書いたの小説と、日記を載せております。
日記と言っても、別に日々のことを書き連ねるわけでもなく、
漫画とかアニメとかゲームとかの話を書いていこうと思います。
あ、でも、たまに普通の日記書きます。
小説は、ほんとに勢いで書いているので、展開がわけわからんとか、更新が滞るとか、
ザラにあると思いますが、そこは温かい目で見守ってくれるとうれしいです。
上に書いてありますが、一応。
小説のジャンルはいろいろ・・・、と言いたいのですが、ファンタジーばっかだと思います。
あと、友達からは、「お前の書く小説は暗い!」とよく言われるので、そういう展開が
嫌いな方は、見ないほうがいいかもです。でも、できるだけ明るくなるように、
心がけたいと思います。だからそんな展開が嫌いな方も読んでください。お願いします。
とにかく!「小説はいいよ・・・。」という方は日記だけでも!「お前の日記なんかどーでもいい。」
という方は小説だけでも!できればどっちも!見てください!


はってね!
よろしくお願いいたします。
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ちまちま由良張2

だいぶ短い、、、


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夢を見る。気持ち悪いくらいに日が照っている海。四方に何も見えない海原を羅針盤もなにもなく走っている。私は喉が枯れるまで彼女の名前を呼ぶが、返事はない。ただ水平線に木霊して虚しく響くだけだ。太陽はこんな惨めな私を晒すように照りつけている。彼女を追うように、そして何かから逃げるように走り続ける私の前に、ぽつんと火が灯る。寂しく灯ったその灯火は、けれどとても明るくて、優しい。刺すような太陽の光を遮るように私を包んでくれる。私はそれを見ると一層強く駆け出してその灯火の所までいこうとする。しかし、決して私がそこにたどり着くことはない。それどころか私から逃げているようにもみえる。私は必死でその灯火を追い続ける。待って。待ってよ、××––––––––!

そこで目が覚めるのだ。夜な夜な一人で目覚めては、冷たい布団で身を包み直す。
この数週間ですっかり憔悴してしまった。誰だったかが憑かれているようだと私を評したが、全くその通りだと思う。私は『夕張』の亡霊に憑かれているのだろう。寝ても覚めても彼女の事を考えている。考えずにいられないのだ。私という存在は『夕張』を失ったことで決定的に何かが欠けてしまったのだ。彼女の事を想い続けることでその欠落を埋め合わせようとしているのだ。
最近は港に立つことが多くなった。別にどこにいようが変わらず、彼女の事を考えるだけだが、何故か海を眺めていないと落ち着かない。無意識に、海に浮かぶ彼女の姿を探しているのだ。
勿論姿どころかあの灯火すら見つかるはずもない。そもそも私は彼女がどんな姿だったか覚えていないのだから。けれど彼女が沈んでいるこの海を眺めずにはいられない。あれから随分経って、色々なことを思い出したが、それは結局彼女の形に型抜きされたものでしかない。どんな思い出も、そこに誰かがいたことしかわからない。どんな会話をして、どんな気持ちを分かち合ったか、なんて全然わからない。貴女の気持ちも、温もりも、柔らかさも、匂いも声も服装も顔も何もかも、私は思い出せない。
あるのは名前だけだ。私にはこのタグを握り締めて、海に祈ることしかできない。
––––––––夕張……夕張…………夕張………………。
私は、この顔も知らない女性に恋をしていたのだ。


ずっと夢を見ていた。鉛よりも重いドロドロとした何かで雁字搦めにされながら、彼女の事を夢見続けている。現実感がとてつもなく希薄だ。拘束された自分の姿が本当に今の自分の姿なのかもはっきりしない。しかしただ一つだけ明確なのは、彼女はここにいないということだ。私が残してしまったから。私がこうなってしまったから。それだけが今の私にある自我と呼べるものだった。彼女を求めて拘束された手足を暴れさせ、見開かれた目は彼女の姿を探し、あらん限りのすべての感覚を使って、彼女の存在を探し出そうとする。
一刻も早く彼女の元へ戻らなければ。彼女を守らなければ。
精一杯の声で、彼女へ呼びかける。けれどその声は広大な海に響くだけで、返事など来るはずもない。
今日もまた邪魔者が現れた。私は死ぬ訳にはいかない。彼女の元へ戻るまでは。


最近出撃することが多くなった。『夕張』は戦力としてもわりと重要な位置を占めていたらしく、その穴埋めが私にも回ってきたのだ......と思う。誰もが不思議に思いながら《いつも通り》を過ごしている。
とはいえ、私の要望でもあった。日に日にやつれる私が出撃するのを周りの皆は止めたが、どうしても戦わずにただ日々を過ごすことに我慢ができなくなっていた。それは『夕張』を探すとか、そういう事とは違う思いのような気がした。むしろ何故彼女がいなくなるまで日々を無為に過ごす事が出来ていたのかわからないくらいだった。

ちまちまと由良張

受験期に書こうとしてた塊を少しずつ形にしような、、、、


FF零式の設定とても良いと思う


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ついに私の所にも来てしまったか。と思った。
秘書艦の電から直々に手渡された掌程もないタグには走り書きの様な字で「夕張」と記されている。
「一応、お気の毒と言っておくのです。」
それだけ言って、酷く事務的にお辞儀をして電は去ってしまった。
––––––気の毒、なんて言ったって。
私は『夕張』と書かれたこのタグになんの思い入れも感じていない。当たり前だ。憶えてないのだから。
『艦娘が戦死すると、それに関わる記憶が失われる。』いつからこの現象が確認されたのかはわからない。正直現在でも都市伝説の様に扱われている話だ。しかし、現に今私に戦死した艦娘の存在を示すタグが届けられ、私に不思議な感覚を味あわせている。
多分、私にとって大切な艦娘だったのだと、思う。私の部屋は一人で住むには広すぎる。誰かがいたのだ。もう私には思い出せない誰かが。だからこのタグは私のところへ回ってきた。
部屋の掃除をしよう。私が本当は2人で住んでいたとすれば、『夕張』の私物も沢山あるだろう。案の定、本棚には自分では買わないような本があったり、引き出しに見たこともない工具が幾つも出てきたりした。不思議なことは、どうも私の勘が効きすぎる、という事だ。何処に何があるかというのがなんとなしにわかる。実際出てくるものは全く持ってた覚えのないものなのに、間違いなく私はそこにあるものをわかっている。
なんだか頭がこんがらがりそうだ。
確実に自分の物ではない物をまとめてみると、部屋は殆どがらんどうだった。見た目はあまり変わらないが、引き出しや小棚の中などはスカスカだ。整頓したら収納箱が二、三余りそうな具合である。
その分、『夕張』とかいう誰かの荷物は山のようである。正直な所、彼女の荷物を整理したら何某かの感傷でも生じるかと期待していたが、こうも図々しいとなんだか腹ただしくなってくる。
しかし、さすがに捨てるのはなんだか忍びなく、山盛りの荷物を無造作に余った収納箱に詰めて部屋の隅に追いやった。今度明石さんにでも譲ろう。
もう一度「夕張」と書かれたタグをしげしげと眺める。
やはりどんな人物だったのかということは気になりはするが、それは単なる好奇心。この人物がどうという事はなく、自分に関わることを知りたいと思うそれだけのことだ。
がらんどうの部屋はとても静かで、それが何故だか新鮮に感じるのだった。

夕食を摂りに食堂に来た。あのあとぼーっとしたままそのまま眠ってしまったようで、お昼ご飯も食べずにこんな時間になってしまったのだった。
いつもの定食を頼んで席に着くと、訓練終わりらしい姉さん達が此方に気付いた。
「あら、由良?」
「おっ、珍しいねー、由良が食堂くるなんて」
えっ? と、声に出してしまった。聞き返された姉さん達も変な顔をした。
「ん?最近食堂来てたっけ?」
「いやっ……。うん。確かに久しぶりかも。」
「由良、なんか変よ?」
2人の顔が益々訝しげになる。
「なんでもないよっ。」
慌てるように返してしまって、余計に気に留めさせてしまったかもしれない。
確かに、2人の言う通り久しぶりにここに来た気がする。しかし私は普段料理しないタイプで、夕食などは食堂で摂るはずだ。第一艦隊に入って個室をもらっても結局殆ど食堂に通っていたはず……。

……本当に?

いつも来ているはずなのに、どうしても一番最近来た時のことが思い出せない。でも目の前の料理と似たようなものをここ最近食べたような気がする。あれは何処で?そうだ、順番が逆だ。これを見て自分でも作ろうと思ったんだ。でも何で?自分で食べるため?誰かのため?誰か?誰かって誰?ダレ?
ふと気がつくと手がポケットに伸びていた。心なしか全身がしっとりとしてしまっている。握り込んだ手には例の物があった。
『夕張』。多分それが私のこの欠落の正体。
こんな誰かもわからない人のことで私の体はこんなにも動揺している。
今の私は記憶をなくしたからどうでもよく感じるだけで、本来それは私にとってそんなにも大切なものだったの?それとも単にちぐはぐな記憶に体がびっくりしてるだけ?
失ってしまったものの大きさすらわからない私はこのタグの重さも思い出せない。
わからないことだらけだ。このタグは存在証明だったはずなのに、あまりにも私達の記憶がかわりすぎて、これだけが浮き上がってしまっている。
「由良?」
ハッと気がつくと姉さん2人がこちらを覗き込んでいた。
「やっぱりおかしいわよ貴女。何があったの?」
「なんでもないってば、」
そう言って、ご飯も少ししか手をつけずにそそくさと食堂を出てしまった。

自室に戻って、すこし状況を整理してみた。
取り敢えず明らかに私の記憶に混濁がみられるということ。そしてそれはこのタグの艦娘の轟沈によるものだということだ。
それから、私が日常と思っていたことと周りでは多少のズレがあるらしい。記憶が変わったといっても『夕張』の記憶が消されただけで、それ以降の補完は人によってまちまちなようだ。もしかすると補完の部分は私達の脳が勝手にやっているのかもしれない。
食堂で記憶の混濁を自覚して以来、さっきからずっと身をつまされるような孤独感を味わい続けている。何故かわからないが、不安で不安で仕方がない。これも『夕張』のせいなのだろうか。気付いてしまったことで私の身体が彼女を思い出すきっかけを手に入れたのかもしれない。なんとも思ってない、思えない人を、私はとても求めている。
1人の布団はとても冷たい。1人?私は前から1人だったはずだ。でもやっぱりこんな寒さは感じたことがない。それに気付くと一層寒さは増すばかりだ。

とても遅れてしまった

由良張イプ三回目に合わせて書いてたはずなのに全然間に合わねえなこれ……。

あの有名な漫画に「『納得』は『誇り』になる」という言葉はありますね。
納得というのは不思議な言葉です。単なる気の持ちようのはずなのに、有るのと無いので全く違う。
でも、納得の有無で実際的な行動や物質的な結果が全く変わるということは稀じゃないでしょうか。
劇的な変化が起こるわけじゃない。けど、やっぱりそれを求めようとしてしまう心。とても素敵だなぁ、と。

……パラッと見返したけど、展開雑過ぎんよ…………。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


綺麗な髪だ、と思ったのが始まりだったような気がする。
着任初日、早々に執務室に呼ばれた。着任の挨拶なんて自分からやるもんだとおもうんだけどなぁ、と思いつつ、ドアを開けると四隻の艦娘が並んでいた。
「あ、夕張さん。そちらに並んでくださいなのです。」
提督らしき人物の横に立っている小柄な艦娘が手で並ぶよう促した。いまいち何なのかよくわからないがどうやら待たせてしまっていたのは間違いないようだ。そそくさと列に加わる。着任前に渡された艦娘達のプロフィールを読む時間も無かったので知らない艦娘ばかりだ、というか、誰がどれだかわからないといった感じ。
わけもわからずキョロキョロしていると、提督が口を開いた。
「おはよう諸君。そこの夕張くんは初めましてだね、よろしく頼む。」
「は、はぁ、よろしくお願いします。」
「さて、今日君達を呼んだ理由だが、これからの作戦についてとても重要なことを通達するために態々呼び出した。それは……」
一呼吸の間。
「君達は今日から我が鎮守府の第一艦隊だ。よろしく。」

(・・・・・・・は?)


–––––––––それから二言三言の説明の後、すぐ解散となった。
正直わけのわからないことの連続でどうしようもない。唯一分かるのはこの鎮守府が着任したての艦娘を第一艦隊に入れなきゃならないような新人鎮守府だってことだけ。
いくら私たちが命令をこなす兵士とはいえ、貧乏クジを引いたなぁと考えてしまう。
恐らくこんな所では資源もカツカツでじっくり兵装の開発する余裕などないのだろう……。そう思うと自然とため息が出てしまうのだった。

しばらく自室で気持ちの整理をした後、他のメンバーに顔を合わせに行くことにした。
提督に改めて教えてもらった艦隊のメンバーの名前ともらっていたプロフィールの束と照らし合わせて苦労しつつなんとか一人一人周っていき、やっと最後の一人となった。
長良型軽巡洋艦由良。同じ軽巡洋艦だが、うっすらと『記憶』に残っているだけでほぼ初対面に等しい。
長良型といえば姉妹がかなりいるはずだが、まだ小さいこの鎮守府には着任していないらしく、部屋は一人で使っているようだ。
コンコン、とノックをするが、しばらく待っても返事がない。試しにノブに手を伸ばすと鍵は開いていた。
「しつれいしまぁ〜〜……す……。」
恐る恐る玄関には顔を出す。いまいち人の気配を感じないが部屋に入っていくとちゃぶ台のすぐ横に人が倒れるように横になっていた。
––––––––綺麗な髪だ。
腰程もある少しうねりのついた薄桃色の髪が目を引いた。窓からの日差しに髪一本一本がキラキラと輝いている。
綺麗だ。目線が釘付けになる。触ってみたいという欲求がどんどんと膨らんでいく。
艦娘側に座り、投げ出されているように広がっている髪に手を触れる。感触を確かめたり、梳いたりする。しばらくして、匂いを嗅ごうと鼻を髪に近づけようとした時、艦娘が眠そうな声をあげた。
「んんぅ……。」
その声を聞いてやばいっ!と我に帰った私は思わず後ろに飛びのいた。そうすると今度は勢い余って壁に激突し、今度はその音に寝ていた艦娘が飛び起きた。
艦娘はまだ眠そうなトロンとした目つきでゆっくりとあたりを見回すとやがて私の方をみて
「……誰?」
とただ不思議そうに言った。
「あっ、え、あの、私、軽巡洋艦夕張って言います!よろしく!!」
慌てて自己紹介したためにかなり拙いものになってしまったが、それでも艦娘はなんだか得心がいったような顔をした。
「あぁ、今日来てた新しい人かな?私、由良っていいます。よろしくね。」
にこっと笑顔をこちらへ向けてくる。だがすぐ思い出したように首をかしげた。
「けど、なんで夕張さんが私のお部屋にいるの?」
「えっ!?あ、その……ご挨拶にですね…………。」
実際その為に来たはずなのだが、なんだかしどろもどろになってしまう。
しかし当の由良はそんな事気にもとめていないようで、
「へぇ〜、真面目だね。わざわざありがとうね。というより、恥ずかしいところみせちゃったな〜、えへへ。」
と、照れ笑いして立ち上がった。
「折角だからお茶でも飲んでいってよ。軽巡同士、親睦を深めたほうが良いと思うの。」
「そ、そうですね!うん、お願いします!!」
「そ、そんなに気張らなくても……。」
しまった、困らせてしまったようだ。落ち着こう。深呼吸。
「後、それも無しにしようよ。」
それ、が何のことかわからず首をかしげて、彼女をみた。
「敬語。一応私の方が先に来たけど、そんなのちょっとの差だもん。何より、これから同じ艦隊で戦う仲間なんだから。」
「じゃあ…………ゆ……ら。由良。」
「うん、夕張。よろしくね。」
差し出された手を思わず両手で取ってしまって少し怒られたのだった。

それからの時間はなんだか終始気持ちが舞い上がっていた。言ってしまえば何を喋ってたかよく覚えてないということだ。
人とただ話す時間というのは新鮮な感じがした。『記憶』にも(戦時出会ったことを差し引いても)人と交流するということは少なかった。実験艦という特殊な立ち位置や、それの欠点として現れた鈍足という特徴は他人の負の感情を集めるのに十分な要素だったのだろう。そんな中で私は父とも言える人物の才能を誇りに自分の出来ることを最大限しようと、それだけを考えてきた。
けど、この身体をもらってからはそうはいかない。私の実験艦としての役目はもう終わっているんだ。今の私は風変わりな足の遅い艦でしかない……。だから、前より他人と繋がりたいと思うようになってしまった。弱い私を隠していた誇りがなくなって、剥き出しになったそれをまた包んでくれる何かを探している。
頭にあの薄桃の髪の少女の姿が浮かぶ。
由良。あの娘は初対面の私にも素直な好意を向けてくれた。そんな娘を私は自分を守る道具のように使っていることのが情けない。けど、そうしないとこれから先、生きる事が出来なくなってしまうだろう。ただ生きているだけでは死んでいるのと同じなような気がして、ただそれだけが怖い。私は兵器じゃない、兵士だ。彼女の好意を穢してでも「生きて」いたい。
その時ふと、あの感触を思い出した。
あの髪の感触。美しい、流体のようなあの感触。爪弾くように指を遊ばせてそれを喚び起こす。
好奇心。それは私の全てと言えるのかもしれない。美しいもの、綺麗なものを見ていると、それを感じたくなる。触れたくなる。知りたくなる。逆巻く好奇心は強い欲望となって、私を突き動かすのだ。とりわけ、機械の冷徹な美しさは孤独な私の心をいたく引きつけた。あの冷たさが、私が兵器であるという実感を強く与え、孤独を紛らわせてくれていた。
あんなに暖かいものに触れたいと思う程惹きつけられたのは初めてだ。
それに気付いてしまうと、彼女を知りたいという気持ちはどんどんと膨れ上がっていく。これは彼女のための気持ち。「誰か」ではなく、「由良」にだけの気持ち。
この気持ちなら彼女に向き合える。生きるとか死ぬとか、兵器とか兵士とかなんてことは一つも考えずに彼女を求められる。
そう思うと彼女に逢いたい気持ちも膨れ上がる。今すぐにでも逢いたい。こんなにも逢いたいって気持ちを我慢してたのかと思うともしかして私は我慢強い方なのかななんて考えてしまう程に彼女を強く求めている。
今日は早く寝よう。早く寝て彼女に逢おう。
寝る前に慣れない髪梳きなんかしたりして。やっぱりすごく舞い上がってる。
指にまたあの感触を思い出しながら、私の着任初日はおわった。

また由良張

昨日の由良張イプ納税。というか前の時から二つ目書いてて思いの外長くなったから今回分に回した。
てかマジで長すぎ。途中からもう創作メモ扱いでいいやと思い始めたし、最後もはよ終わってくれって思いながらかいたからグダグダな上終わりも唐突な感じになりましたご容赦を。グラタンはその時たまたま食ってただけです。





軽巡洋艦由良の朝は早い。
長良型の日課である早朝鍛錬鍛錬は5時から。
それに間に合うように支度をするためもう少し早く起きる。
きっちり夜に手入れしてある薄桃がかった長髪を丁寧に纏め、朝食を準備する。
自分のではなく、放っておいたらカップ麺しか食べないどころか、下手をしたら朝食を食べないで済ますであろう夕張の分だ。
水筒とタオルを持ったら準備完了。寝相のせいなのかそのまま寝たのかわからないような体勢で寝ている夕張の額に優しく行ってきますのキスをして、部屋を出るのだった。

軽巡洋艦夕張の朝は遅い。
起床は10:00。今日は朝礼がないので、由良は起こさないでくれたようだ。
上体を起こしたまま、20分程ぼーっとした後、テーブルに置いてある作り置きをもしゃもしゃと食べていると、鍛錬を終えた由良が帰ってきた。
「なんで由良が折角作ってあげたのに食べるのが由良が帰ってくるのより遅いのーっ。」
由良はムーっと頬を膨らませる。
「んー。うんー……ごめんー……。」
対して寝起きの夕張は未だぼーっとしている。
「ほら、食べながら寝ちゃダメだよ、はいお水。」
「んー……。」
「もー、今日夕張演習でしょ?遅れちゃうよ。」
「んー?」
現在10:30。演習は11:00〜だ。
「ヤバっ!行ってきます!!」
「だーめーでーす。ご飯をちゃんと食べてください。」
「遅れちゃうよ由良〜〜。」
「食べなかったら力でなくて演習なんかできないよ。ほらほら、早く食べて。」
夕張は何時もの鈍足は何処へやら、ものすごい勢いで朝食をかっ喰らい、
「ごめん由良、行ってきます!」
と、慌ただしく出て行った。
「……。ゆっくり味わって欲しかったな……。」
一人残された由良は寂しく呟いた。
食器を片付けようとドアに背を向けた時、ガチャっとドアが少し開いき、顔が覗いた。夕張だ。
「ごはん、美味しかった!」
それだけ言うと、また忙しそうに行ってしまった。
「お礼くら言ってくれてもいいじゃない。」
由良は欲張りなのであった。

部屋の掃除は由良の日課である。夕張の活動領域は何度整理しても一晩経てばもう散らかり放題になってしまう。
かなり危ないものも転がっているので片付けざるを得ないのだが、片付けておいて何か無くなったりすると夕張が不機嫌になるので何がどこにあるかはしっかり把握している。
夕張の命より大事な工具や、密かに収集しているアニメグッズ等々、彼女の所有物の大部分は由良が管理していると言っても過言ではない。
一通り部屋を綺麗にすると買い物……つまり配給を受け取りに酒母に出かけるのだった。

演習は艦隊の練度を高める上で重要ファクターではあるが、そんなに過酷なものではない。やはり実戦のような生々しい死の感触がない為イマイチ危機感にかけるというものだ。しかし逆にそのセーフィティさが艦娘達の闘争心を刺激するようで、実戦ではみられないような泥試合を見せてくれることも多い。
…………のであるが、夕張はそんな激戦とは無縁である。夕張の役目は基本的に潜水艦に遭遇した時を想定した半分訓練のような演習の教導だ。
とはいえ手を抜くわけにはいかない。他の教導艦の目もあるし、一応この鎮守府の旧第一艦隊僚艦を担った艦娘として舐められるような教導は鎮守府全体の士気に関わる。また旧第一艦隊の名は自分だけのものではない。赤城や加賀といった現在でも第一艦隊の旗艦に選抜されるような面々の顔に泥を塗りかねないし、なにより由良の名誉にも関わることだ。
「旧第一艦隊」。これは夕張にとって何よりも大事な絆である。
由良と同室になったのもこの縁があったからである。『記憶』に拠る他の艦娘との繋がりが希薄な夕張に配慮して(当時は鎮守府に所属している艦娘自体が少なかったのもあるが)特別に第一艦隊寮を作っていたのも今は昔。
しかし解散になってからも2人の同居は続けることができた。適当な口実を作っては手を回していた提督には感謝しきれないと言ったところであろうか。
「夕張型軽巡洋艦夕張」の建造は少しばかり難しい。また、艦娘達の『記憶』の上でもかなり特殊な経歴を持つ艦娘であった。それ故彼女の着任の報せに当時の小さな鎮守府は浮き足立ったものの、彼女と『記憶』を共有し合うような者は殆どいなかった。そんな中彼女を快く迎え入れたのが旧第一艦隊の面々、とりわけ由良であった。
今から考えれば単に同じ軽巡洋艦であるから、という安易な共感であったのかもしれないが、当時の夕張にとっては孤独という闇を照らした光であった。そして現在、彼女との絆はかけがえのないものへと発展しているのだった。
午前から午後にかけた長い演習を終えると、次は出撃だ。とはいえ海域攻略という意味はなく、攻略済みの海域の哨戒。言ってしまえば実戦訓練だ。とはいえ、死が付き纏う危険な外海。パンッと自らの頬を張り、気合を入れ直すのだった。

酒母の品揃えは舐めてはいけない。様々な食材から調味料までなんでもそろっている。といっても良いことというわけではない。単に、消費する人類が少なくなったのだ。作る方も買い手が鎮守府相手くらいしかつかないのだろう。由良はこの光景を見る度に少しばかり後ろ暗い気持ちに苛まれてしまう。
(第一線を退いた私にこれを享受する資格はあるのか?)
勿論、彼女が戦線に立たなくなったのは彼女の意思ではない。しかしなまじ第一艦隊として人類の守護者としての実感を強く感じていただけに、今の状態をどうしても納得できないでいる。そんな葛藤を抱えていた。
「由良さん?」
ふと幼い声が由良を呼んだ。
声の主は電であった。彼女も買い物にきているようだ。
「今日はお一人なのですか?珍しいのです。」
「うん、今日は出撃の日なんですって。」
「じゃあ電がご一緒するのです。電も今日は他のみんなが遠征に行っててさみしかったのです。」
「ありがとう。」
どういたしまして、なのです!とウィンクしながら電は由良の手をとった。

一通り買い物を終えると、二人は酒母に付属している茶屋で一服していた
「由良さん、さっきすごく悲しそうな顔してたのです。」
「えっ?」
唐突な発言に由良は当惑した。
「とても悲しそうな顔でキャベツを眺めてたのです。悩み事ですか?」
「ちょっと……ね。」
「良ければ話を聞くのです。憂のある由良さんも素敵ですが、やっぱり由良さんは笑顔が一番なのです。」
電の両手が由良の手を包んだ。年相応の高い体温を感じる。
電はこの鎮守府最初の艦娘だ。誰よりも幼いこの少女は誰よりも経験を積んだ戦士なのだ。当然皆の信頼は厚く、一線を退き遠征が主となった今でもみんなの相談役だ。
由良はぽつぽつと語りだした。
出撃が減ってめっきり自信を失ってしまった事、兵士の自分が戦ってないのに生き永らえていて良いのかという事、夕張がこんな自分をどう思ってるか考えると胸が苦しくなる事、夕張はあんなに出撃や演習を頑張っているのに、自分は何をしているんだろう、夕張は、夕張は、何時まで自分のことを受け入れ続けてくれるだろう。何時まで好きでいてくれるだろう、こんな自分を。

……話し終える頃には由良の目は涙が溢れていた。電が店の隅の席に陣取ったのはこれを見越していたのだろうか。
電は優しく由良の手をさする。
「不安なのですね。」
「うん。」
「わかるのです。電も直接戦うことがなくなって、みんなに迷惑かけてないかな、このままでいいのかなって、ずっと思ってたのです。でも、出撃することだけがたたかいじゃないのです。遠征もそうだし、現に今、由良さんが電の手に頼ってくれてるのです。由良さんだけじゃない、他にもたくさんの人が私を頼ってくれてる。必要とされてるって、悩みなんかすぐ吹っ飛ばしてくれる素敵な事なのです。」
「由良は電さんみたいにみんなから頼られるなんて出来ないよ……。私よりももっと強い人だっとたくさんいるもの。」
「みんなから頼られるなくてもいいのです。自慢じゃないですけど、頼られる事っていうのは難しいことなのです。でも、由良さんには大切な人がいるはずなのです。」
「……夕張?」
「そうです。夕張さんは由良さんのことすっごく大切に思ってるし、すっごく頼ってるのです。」
「そんなことないよ。夕張は強いし、駆逐艦のみんなにも憧れられてるし、私がいなくたってだめになったりしない。」
「何を言ってるのです。」
由良の手を包む電の手の平が強くなる。
「夕張さんは由良さんがいないと生きていけないのです。というか、夕張さんは一人じゃどうなっしまうかわからないから電と提督がそうだんして由良さんと同じ部屋になるように仕向けたのです。」
「へ?」
呆気にとられる由良に構わず、電は話し続ける。
「正直後悔してるのです。由良さんと相部屋にしたことで夕張さんの生活力がどんどん低下してるのです。由良さんがいなくなったら夕張さんは数日で死んでしまうのは目にみえてるのです。自覚はないのです?」
由良は普段の夕張の姿を思い返してみた。着任したばかりの艦娘達を教導する夕張。水雷戦隊の旗艦を張って出撃していく夕張。傷つきながらも勲章をもらってかえってくる夕張。毎晩徹夜で兵装の整備と開発に取り掛かる夕張。いつも夕張は頑張ってて、輝いている。
「……由良さんって意外と盲目になるタイプなのですね……。」
呆れというより恐れのようなものが表れた表情の電。
「由良さんは夕張さんの活躍を負い目に思ってるようですが全く逆なのです。寧ろ由良さんがいなければ今の華々しい夕張さんはないのです。それどころか今の夕張さんはいません。」
「……どういうこと?」
「どうもこうもないのです。なんだか腹が立ってきたのです。」
「……?」
「とにかく、由良さんはもっと夕張さんを支えているという自覚を持つべきなのです。由良さんのおかげで夕張さんの無茶な生活が成り立ってるのです。そうでもなければとっくにぶっ倒れてるところなのです。」
「あ、あの、電さん?」
「確かに自信というのは他人に言われてつくものではないのです。でも安心するのです、夕張さんは由良さんを、由良さんの思ってるよりはるかに必要としてるのです。この電が保証するのです。」
そういうと、頭身のあがった電は自分と由良の分の間宮券を置いて去っていった。
「なんだったんだろう……。」
途中から圧倒されっぱなしであった由良は奢りのお礼も言えず呆然としていた。
「夕張が、私を、必要としてる……。」
「ほんとかな?」

出撃というのはその戦闘の激しさに関わらず疲れるものだ。あまりにも遠い海域では行軍開始地点まで来た時点で疲れ始める艦娘も少なくない。ましてや鈍足で有名な夕張である。他の艦娘より疲れることうけあいであった。港には数人の艦娘が迎えにきている。薄桃色の髪もみえた。
「夕張!」
「うわっ」
上陸するや否や、由良が夕張の方へ駆けてきた。半ば激突するように夕張は彼女を抱きとめる。
「もー、どうしたの?なんかあった?」
由良は何も言わない。夕張はしばらくされるままでいたが、周りの艦娘が注目してくるのが決まり悪く、半分抱えたような状態のまま艤装を外しに工廠へ向かった。

部屋に戻っても由良は夕張の方にぴったりとくっついていた。夕張は色々と話しかけるものの由良は気の無い返事をするばかりだった。
「どうしちゃったのよー。ゆーらー。」
「……。」
由良の表情は幾許かの憂いが感じられるものの、無表情だ。その視線は夕張を見るでもなく虚空を見つめている。
「夕張。」
「やーっと喋った。どうしたのよ。」
「ご飯作って。」
「……はい?」
唐突なお願いに夕張の目は点になる。
「ご飯、作って。」
「な、なによ、急に。」
「由良、今日は疲れちゃった。だからお願い。」
由良のウインクが光る。
「可愛くお願いしたって無理よ!大体何を作れば……。」
「グラタン作る材料は買っておいたから。」
「そういうことじゃなくて!」
「出来たら起こしてね。ね。」
そういうと由良はベッドに横になってしまった。
「ちょ、由良!由良!?」
なんの反応もない。途方にくれた夕張は台所へ向かった。

「牛乳とバターとチーズ……?なんで同じもの幾つも入れるのかしら……?」
冷蔵庫の中身をみて夕張は未知との遭遇を体験していた。マカロニは最後にホワイトソースに投入すればよいのはなんとなくわかるが、問題はそのホワイトソースである。牛乳で煮ればなんでもいいんじゃないかとも一瞬思ったが、さすがに簡単すぎるんじゃなかろうか。いや、そんなことよりまず食材を切らなければ。
食材を前に立ち尽くす夕張の頭はフル回転している。どのような手順を踏めばあの程よく焦げ目のついた黄金の丘陵を現出させることができるのか。
数十分の思案の末、夕張は一つの結論にたどり着いた––––––––

「由良、ゆーら!できたよ!起きて起きて!」
夕張が起こしに来た時、由良は心底驚いていた。と同時に胸に暗い気分が広がった。
(やっぱり、やろうと思えば出来るのかな……。)
正直な話、しばらくしたら夕張は最終的に由良に頼りにくるだろうという算段であったし、そうなって欲しいと思っていた。
昼に電に言われたことを確かめたかった。あの人の事を信用できない訳ではないが、やはり実感か欲しかった。夕張が出撃上がりで疲れているのに自分の子供みたいな我が儘に付き合わせてしまうのは心苦しかったが、それも試金石の一つと考えていた。
しかし夕張はこうして料理を用意できてしまった。テーブルには料理がきちんと並べられている。
「もー、めちゃくちゃ大変だったんだから!さ、食べましょ食べましょ。」
由良は後ろ暗い気持ちを誤魔化すように料理を口に運んだ。
………………………。
横から夕張が小動物のように由良を見ている。
「どう?」
「………なにこれ。スープ?」
「ちがうわよぉ!」
見た目こそ普通であったそのグラタンの中身は、とろみなど全く無いただの液体である。具の鶏肉はかなり固くなっているし、マカロニもベチャベチャになっていて、むしろそれがとろみのように感じなくもないようないいしれぬ不快感を演出している。こんな状態でよくパン粉が乗ったものだ。自前の器用さにものをいわせたのだろうか。よくよく見てみると皿の縁に出ている泡の沸き方が完全にお湯のソレだ。
由良は夕張に畳み掛けるように不満をぶつける。夕張は言われるがままに平謝りをくりかえすのだった。
一通り由良の爆発が終わると唐突に夕張が
「……なんでそんなに嬉しそうなの?」
と、つぶやき、由良はえっ、と声を漏らす。
バッと顔に手を当てると、口元が緩んでいるのがわかる。由良は自分で気付かぬうちに口元を綻ばせていたのだ。
「由良って意外とS?私いじめて喜んじゃう感じかしら?」
「いやっ、そうじゃなくて……。」
本当に夕張は私がいなきゃダメだったんだね。とは流石に言えなかった。代わりに、ごめん。と、謝罪の言葉を口にする。
「何を謝るのよ。」
「いきなり変な我が儘言って。ごめん。」
「そんなのは別にいいけど……でもなんでいきなり私に料理なんかさせたのよ。」
「それは……秘密。」
「なによそれ。」
夕張は少し不機嫌そうだ。
「いやー、でも私がいかになんもできない女かよく勉強になったわ〜。私、由良がいないとダメかも……。いや、かもじゃないか。」
そう言って由良の方を振り向いた夕張はギョッとした。
「由良!?」
由良は涙を流していた。若草色の目の周りがうっすら赤くなっている。
「ちょっとちょっとどうしたのよ……。今日なんか変よ……?具合悪いの?」
「うん……。そうかも。」
駆け寄ってきた夕張にもたれかかる。夕張は心配そうに由良を抱えてベッドに横たえた。
「ごめんねご飯ちゃんと作れなくて。明日は何とかして体にいいもの作ってあげるから。」
「大丈夫、すぐ治るよ。こうやって……」
スッ、と由良の手が夕張の身体に伸びる。
「夕張が一緒に寝てくれたらね。」
「何言ってんのよ、ほら寝なさい。」
夕張は離れようとするが、由良の手に強く引きつけられて動けない。
「また一緒に寝たいの?」
「ダメ?」
「いいけど。」
夕張はごろんと由良の隣に横になった。
「テーブルかたさなくていいの?」
「明日由良がやっとく。夕張、明日も出撃でしょ?由良に任せて。」
「大丈夫なの?体調は。」
「こうしてればね。」
由良が体を寄せる。
「なにそれ。」
夕張も寄せ返す。
『私、由良がいないとダメかも。』
夕張の体温を感じながら、その言葉を反芻して由良は眠りについた。

それから何時間経っただろうか。久しぶりに由良と寝る夕張は布団に入っても眠ることができないでいた。
今日の由良の奇行の理由は大体見当はついている。由良は定期的になにか確証のようなものを供給しないとダメな質だ。徒然に日々を過ごしていると唐突になにかしら不安が鎌首をもたげるらしい。今日のこれも、なんだとハッキリ夕張にはわからないものの、そういった不安の一環であろうことは想像に難くない。こういう時、自分が彼女をしっかりとささえ、慰めねばと思うのだが、実際に上手くできているかはわからない。
夕張には由良が必要であった。それは単に生活がどうといった問題だけではない。夕張の孤独を慰めてくれる存在だった由良は、彼女の中では最早戦う理由と化していた。
日々の演習や出撃も由良を守るための物。由良という存在は夕張を兵器ではなく、一人の艦娘たらしめるための要石なのだ。命令されたり、兵器として植え付けられた本能じゃない、初めて自分の意思として生まれた「彼女を守りたい」という感情が今の夕張の全てを構成していた。
夕張は由良に視線を遣る。
鍛えてるとは思えない線の細い身体は由良の時折見せる危うさを象徴するようである。夕張はもぞもぞと動き、彼女を抱くような体勢になった。こうしていると安心する。心なしか由良の表情も柔らかくなった気がする。
由良の安らいだ表情を見ながら夕張もようやく眠りにつくのだった。

おわり
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